23年間、私の足となり、生活を支え続けてくれた愛車の「モコちゃん」。
ですが……さすがに23年ともなると、
車検のたびに「あ、ここも修理ですね」「あ、ここも限界ですね」と
診察票がどんどん増える状態に。

毎回の車検が、まるで人間ドックの再検査ラッシュのようになってきたため、
涙をのんで新しい相棒へ乗り換えることを決意しました。
経済性を考えて、次ももちろん軽自動車!
そして、車選びにおける私の譲れないポリシーはたったひとつ。
「機能よりも、圧倒的に見た目重視!!」
何を隠そう、私は昔から「ワーゲンバス」のようなレトロで愛らしい車が大好きなんです。
※画像は、ネットニュースから引用!

そんな私が一目でロックオンしたのが、ダイハツの「ムーヴ キャンバス」でした。
あのツートンカラーのコロンとしたフォルム……完全にストライクです。
しかし、ここからが本当の葛藤の始まりでした。
キャンバスのカラーバリエーションは全部で8種類。
画像はダイハツHPより引用

その中でも「ブルー」と「イエロー」は特別仕様のカラーで、ちょっとお値段も高め設定。
もうすぐ還暦を迎える身としては、
「赤色で還暦祝いっぽく決めるか?」
「いやいや、渋く落ち着いた青色で大人の男を演出するか?」と、
ディーラーのカタログを穴が開くほど見つめて悩む日々。
実は、一番心が揺れていたのは「イエロー」でした。
ワーゲンバスっぽさが最高に出ている配色なのです。
でも……脳内の冷静な自分がこう囁きます。
「おいおい、もうすぐ還暦のヒゲの生えたおっさんが、
こんな可愛らしい黄色のツートンから降りてきたらどう思う? 可愛すぎるだろ……
ギャップ萌えを狙うには熟しすぎている!」
そう自分に言い聞かせ、イエローは一度泣く泣く却下。

実物の落ち着いた赤と青を見たくて、ディーラーさんに車を取り寄せてもらいました。
届いた赤を見てみると、「うーん、ちょっと私のイメージとは違うかな?」。
続いて見た青。
これは実に素晴らしい! 紺色に近い落ち着いた色合いで、おっさんにもピッタリの渋さ。
光の当たり具合でキラキラとメタリックが反射し、深みのあるブルーが顔を出します。
「うん、これなら完璧だ!」と青に決めかけたその時です。
営業さんから悪魔的(天使的?)な一言が。
「まっちゃん先生、後日イエローもご用意できましたので!」
後日、店舗で対面したイエローのキャンバス。

……アカン。可愛すぎる!!
なんですかこの可愛さは。
カタログで見るより100倍愛くるしい。
脳内の理性が「おっさんだぞ!やめておけ!」と警鐘を鳴らすものの、
私のハートは完全に射抜かれていました。
一目惚れです。
このトキメキに抗うことなんて、到底不可能です。
気づけば私の口から、勝手に言葉が漏れ出ていました。
「イエローでお願いします(キリッ)」
……やってしまいました(笑)。
家に帰り、家族恐る恐る報告です。
「あのさ……色、イエローにしたよ」
「派手すぎる!」
「おっさんなのに痛い!」と
大ブーイングが巻き起こることを覚悟していたのですが……
返ってきたのは予想外の言葉でした。
「えっ、めちゃいいやん! お似合いだよ!」
……泣いてもいいですか。
23年間、どんな時も一緒に走ってくれた
モコちゃん、
本当にありがとう。
君との思い出は忘れません。
そして、新しくやってくるキャンバスくん。
黄色いボディで還暦のおっさんを乗せて、これから末永くよろしくね!
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